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海老沼 幸夫
INFORMANT, 4(2), p.79 - 85, 1987/02
可能な限り適合性の高い文献を優先的に出力する手法には、そのランキング性能を示す測度が必要である。その幾つかは既にRocchioらによって提案されているが、使用に不都合なので、新たな測度を提案する。まず、適合文献の出力順位に従って得られる再現度-適合度関数の積分値に着目する。次にこの面積をベースとして、ランキングを行わない通常の検索出力の値を0とし、01(最低最高)間の正数値をとる時に有意なランキングを、負数をとる時に無意味なランキングを示すように規準化する。この正負による表示が従来の測度と大きく異なる点である。この測度を導いた後、適用性を検討する。その結果、新測度は、ランキング・モデル間の性能差のみでなく、その有用性・無用性を容易に識別できるので、ランキング性能の評価やランキング・モデルの選択に有効であることが確認された。
海老沼 幸夫
Int.Inf.Commun.Educ., 6(1), p.45 - 54, 1987/01
1966年にロッキオーが提案した尺度の不備を指摘し、改善を図る。これによれば、意味のあるランキング性能と意味のないランキング性能が区別でき、またランキング性能間の差を1数値で表すことができる。具体的な例に適用して、尺度の妥当性が判明した。
海老沼 幸夫
INFORMAT, 1(2), p.201 - 216, 1982/02
日本原子力研究所のINIS文献検索システムで機能している自動ランキング法は、適合率は低いが再現率は高いと予想される広い検索結果に適用し、若干の再現率低下を許容しながら高い適合率を自動的に得る事をねらっている。この目的は十分達成可能である事を一連の実験と実際の遡及検索の双方に基づいて明らかにする。
海老沼 幸夫
情報管理, 24(6), p.587 - 595, 1981/00
確率論を基礎として検索語に自動的に重みを与えるモデルを取り上げ、ブール論理検索への適用についてINISデータベースを用いて検討した。多くの2値理論独立モデルの中、3モデルがよいランキング性能を示すことを明らかにした。
海老沼 幸夫
ドクメンテーション研究, 30(6-7), p.247 - 253, 1980/00
ある重み値モデルを索引語方式と検索語方式の両方に用いる。共によいランキング性能を示すが、特に前者は利用性と性能の両面で後者より優れていることが明らかにされる。